介護に関する資格とはどんなものがあるのでしょうか?

介護の資格にはどのようなものがあるのでしょうか?

いつもお世話になっております。
本日は、介護業界にはどのような種類の資格があるのかについて概要を紹介いたします。
介護関連の資格は非常に多く存在し、その資格によって活躍する場所や役割も大きく異なります。
そのため、ご自身が目指す資格がどのような種類のものなのかを理解する必要がございます。

 この記事を読むべき人は?

 職場内でキャリアップをしたいと考えているスタッフ様

 介護業界へ就職や転職を考えている方

 スタッフ様のキャリアップを支援したい管理者様

介護職員のイラスト

介護業界にはどのような資格があるのでしょうか?

民間資格や国家資格を合わせると、非常に多くの数の資格が存在し、その数は優に20を超えます。
そのため、目的に応じた資格取得の必要性があります。
多くの方が聞いたことがある。介護福祉士、ケアマネジャーといった資格は、それぞれ特徴が異なります。
以下では、資格によりどのような違いがあるのか概要を説明いたします。

国家資格・民間資格・公的資格の違い

目的に応じた資格取得において、重要な観点の一つが、その資格が国家資格・民間資格・公的資格といった点です。
国家資格は、国の法令等に基づいて認定され、公的資格や民間資格と比べると資格の信頼性が高く、能力の証明に役立ちます。
公的資格は本来民間資格ですが、厚生労働省から認定されていることから、信頼性や優位性が民間資格より高くなっています。
民間資格は、民間の企業や法人が認定している資格のことで、国家資格とは異なり法律の規定がないのが特徴です。
例えば、介護福祉士は国家資格ですが、介護職員初任者研修や実務者研修、ケアマネージャーは公的資格で、介護事務や認定介護福祉士は民間資格です。
これらの特徴を踏まえて、どの資格を受験するか考える必要がございます。

資格の取得方法

介護資格の難易度は、資格によって異なります。
そのため、自分に合ったやり方で資格取得を目指すことが望ましいです。
代表的な方法は以下3つあります。
①福祉系の大学や専門学校などの養成機関で一定の課程を修了し、資格試験を受験。
②介護現場で実務経験を積み、資格試験を受験。
③通信講座を受けたりして、自学自習をしながら資格試験を受験。

ただし、なかには介護職員初任者研修のように受験資格※を必要としない資格もあれば、
介護福祉士のように受験資格が必要な資格もあるので、まずは受験資格を満たさなくてはなりません。
ご自身の取りたい資格の受験資格をしっかりと確認しましょう。

※受験資格…資格受験にするに当たり必要な学齢や実務経験

資格取得によるメリット

資格を取得することで、以下の様々なメリットがございます。

■キャリアップにつながる
実務者研修を取得出来れば介護福祉士を目指せ、介護福祉士を取得できればさらにケアマネージャーを目指せます。
このように、資格取得によりキャリアアップやキャリアパスが明確になります。
資格を取得することで、上位資格の受験資格を満たすことができるので、さらなるキャリアアップを目指せるのもメリットの一つです。

■給料アップにつながる
資格を取得することで、資格手当が付き、給料アップが期待できます。
全ての事務所が資格手当を設けてはおりませんが、上位資格を取得すれば基本給や諸手当の額が向上する可能性がございます。

■就職・転職において有利になる
介護資格があれば、即戦力として活躍を期待され、就職・転職が有利になります。
また、中には介護職員初任者研修以上の有資格者を募集している事業所も少なくないので、資格を取得しておけば応募できる求人の幅が広がるかもしれません。

■実生活に役立つ
資格取得にあたり勉強した知識を活かし、自身の家庭内での家族に対する介護に役立てることができます。
例えば、認知症の方や各種障害をお持ちの方への理解が深まり、状況に応じた適切な振る舞いができる可能性が高まります。

おわりに

本日は、介護資格に関連する情報をご紹介いたしましたが、
引き続き、介護職員を目指す方やキャリアップを目指す現職の方にとって、有益な情報を紹介していきたいと思います。

スマイリオでは今後も、介護事業者様に寄り添った情報を発信していきますので、引き続きご愛読を宜しくお願いいたします。