介護現場刷新を目的としたワンストップ窓口の設置、厚生労働省が発表
お世話になっております。
厚生労働省は、昨年12月に「介護職員の働く環境改善に向けた政策パッケージ」を発表しました。
政策パッケージでは、介護人材の確保を目的に、現場で働く介護職員の勤務環境を改善するための施策が公表されています。
本日はその中で、介護現場に対する総合的・横断的な支援を実現する取組みとして、 ワンストップ窓口の設置についてご紹介します。
この記事を読むべき人は?
介護現場の職場環境改善をご検討中の管理者様
介護現場での働き方に改善の余地があるとお考えのスタッフ様
■ワンストップ窓口とは?
厚生労働省は、「政策パッケージ」の中で、介護現場の業務改善と人材確保を一体的に進める 「介護生産性向上総合相談センター(仮称)」を新設すると公表しました。
これは、介護事業者向けの様々な支援事業について、実施主体や相談窓口がバラバラになっている現状を踏まえ、一括して現場の課題を受け入れ、包括的なアドバイスや一体的な支援が提供できる機関として、活用が期待されています。
「介護生産性向上総合相談センター(仮称)」は、2023年度から全都道府県に設置される予定であり、主な業務として、介護ロボットやICT導入などによる生産性向上に関する相談に応じ、研修会の実施や使用機器の貸し出しを行うとのことです。
また、人材確保の面では、地域の福祉人材センターやシルバー人材センターなどと連携し、介護助手の活用などによる支援を行う見通しです。
※政策パッケージの詳細は、下記URL内の資料をご確認下さい
厚生労働省「介護職員の働く環境改善に向けた政策パッケージ」:https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000212398_00017.html
介護職員の皆様、是非ワンストップ窓口を積極的に活用頂き、職場環境改善にお役立ていただけますと幸いです。
スマイリオでは今後も、介護業界に関わるニュースを発信して参りますので、 引き続きのご愛読を宜しくお願いいたします。