介護保険に新サービス創設を検討中、厚生労働省が素案を提示しました。

介護保険に新サービス創設を検討中、厚生労働省が素案を提示しました。


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今回は、厚生労働省が社会保障審議会・介護保険部会で提唱し、方針を固めた、 介護保険の新サービスについてご紹介します。

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 この記事を読むべき人は?

 介護業界にお勤めの方

 介護保険制度に関心のある方

■介護保険制度に創設される新サービスとは?

厚生労働省は、2024年度に控える次の制度改正について、11月・12月の社会保障審議会・介護保険部会で新たな方針を決定しました。

概要は、都市部を中心に在宅介護のニーズが高まる今後を見据え、既存資源を活用した複合型の新たなサービスを創設するという素案です。

例えば、訪問介護と通所介護の組合せを想定し、通所介護事業所が訪問介護サービスを提供するなど、 通所介護と訪問介護の事業所が互いに連携することで、様々な介護ニーズに対し柔軟に対応できる環境を整備することが狙いです。

その他にも、定期巡回・随時対応型訪問介護看護と夜間対応型訪問介護など、 機能が類似・重複しているサービスについては、将来的な統合・整理に向けて検討しています。

※本記事の詳細は、下記URL内の資料をご確認ください
 第101回社会保障審議会介護保険部会:https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_29048.html
 第104回社会保障審議会介護保険部会:https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_29464.html

団塊の世代が75歳となる2025年に向け、地域の実情に合った介護サービスを柔軟に提供・選択できる環境構築のため、 今後、現制度の見直しが活発化していくかもしれません。

スマイリオでは今後も、介護業界に関わるニュースを発信して参りますので、 引き続きのご愛読を宜しくお願いいたします。

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