介護業界の労働実態について

介護業界の労働実態について


介護労働安定センターは、8月22日に2021年度の「介護労働実態調査」の結果を公表しました。
これは全国の介護保険サービスを実施する事業所の内、18,000事業所を無作為抽出で選定、有効回答を得た8,809事業所の結果をまとめています。

本日は調査結果の中から、介護事業所の雇用とICT活用について、お話させて頂きます。

 この記事を読むべき人は?

 介護事業所の職場環境改善に取り組む管理者様

 介護事業所の実態を知りたいスタッフ様

 介護業界で働きたいと考えている方

■「介護労働実態調査」の内容は?

「介護労働実態調査」の内容としては、主に【事業所調査】・【労働者調査】に分かれており、以下の内容が報告されています。

事業所調査

・人材不足
・離職率
・高齢者雇用
・外国人労働者の受入
・賃金と年収
・介護職員処遇改善加算の算定と対応状況
・感染症/自然災害に対する取り組み
・業務継続計画(BCP)策定の支援情報
・ICT活用

労働者調査

・勤続意欲
・有給休暇取得
・労働条件/仕事の悩み
・雇用に関する情報

※詳細はこちらをご確認ください
 公益財団法人 介護労働安定センター「令和3年度「介護労働実態調査」結果の概要について
 ( http://www.kaigo-center.or.jp/report/2022r01_chousa_01.html

■介護事業所での雇用について

調査結果によると、離職率は平成19年(2007年)をピークに低下傾向が続いているものの、 63%の介護事業所が人材不足を感じているようです。
(訪問介護員に至っては、80%以上の事業所が不足感を感じている結果となりました。)

また、介護労働者の高齢化問題も顕著に表れており、65歳以上の高齢労働者が「いる」と回答した事業所は、68.0%と、7割弱の事業所に上りました。

雇用

このような実態に対し、6.2%の事業所が外国人労働者の受入を実施しており、 新たに11.7%の事業所が、今後外国人労働者を活用していく予定があると回答しています。

今後の介護事業所は、高齢者や外国人も働きやすい職場を創っていく必要があるのではないでしょうか。

次に取り上げるICTの活用と被りますが、弊社が提供する訪問介護向け記録アプリ「スマイリオ」は、 【超簡単操作】・【AI自動文章入力】といった機能を搭載しており、年齢/国籍を問わず活用頂けること間違いございません。

※スマイリオの機能については、こちらの記事をご確認下さい。( https://www.smilio.jp/about/

システムの導入をご検討されている方は、是非「スマイリオ」も検討の一つに加えて頂けますと幸いです。

■ICTの活用

介護労働実態調査におけるICT機器の活用状況について、以下のような結果となっております。

パソコンで利用者情報(ケアプラン、介護記録等)を共有している52.8%
記録から介護保険請求システムまで一括している42.8%
タブレット端末等で利用者情報(ケアプラン、介護記録等)を共有している28.6%
いずれも行っていない22.0%
ICTの活用

昨今、様々なICT機器が普及してきましたが、多くの介護事業所で導入されていることが分かります。
ICTを活用することにより、業務負担の軽減や業務の効率化を推進することができますので、 ICTシステム未導入の介護事業所は是非検討してみて下さい。

※ ICT導入のメリットについては、こちらの記事をご確認下さい。 (https://www.smilio.jp/news-2/2934/

■無料で体験可能!お試し版のご紹介!

訪問介護事業所のICT化・働き方改革を推進する「スマイリオ」ですが、 今ならHPから会員登録をいただきますと、 無料でお試し版をご利用可能でございます。

無料の会員登録とアカウント発行は約5分で完了、 即日製品版へのアップグレードも可能です。

スマイリオ導入のメリットや詳しい操作方法、 ご導入から初回請求までの流れ等、 全てHP内のヘルプセンターに記載しております。
訪問介護記録システムをご検討中のお客様、 是非スマイリオHPをご活用ください。

スマイリオロゴ